すべての道はローマへ通ず❓
新年早々、東大などの研究チームの調査により、むせることが増える、硬いものが食べづらいなどの「口の周り」のトラブルが死亡リスク、要介護率を各々2倍強にまで高める可能性があることがわかりました。また、国立長寿医療研究センターなどの研究グループが、歯周病が認知症の症状を悪化させる仕組みを解明したことを英専門誌に掲載しました。
疾病、特に感染症の入り口は口腔(アンド鼻腔)です。今流行のインフルエンザも口腔(アンド鼻腔)のケアが最良の防御とも言われます。
「すべての道はローマへ通ず」ではありませんが「口腔の健康は全身の健康に通ず」という科学的根拠が徐々に確立されつつあります。
消化器官の入り口、食べることの楽しみを生み出すのも、コミュニケーションの手段として豊かな人生を楽しむのも口腔機能です。楽しく食べて健康になり、楽しくおしゃべりして豊かな人生を送る、このごく当たり前のことは口腔の健康からです。
2018年1月24日 8:33 AM | カテゴリー:医院からのお知らせ